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寂しい
 3月6日にラクが亡くなった。

その日は水曜で
夕方、いつも寝ているソファで
ラクの頭がぐっとクッションにうもれているように見えた。
お昼には少しだけどささみも食べていたし、
少しだけど水も飲んでいた。

慌てて病院に行ったけど
母に抱かれたまま、亡くなっていたにちかく
もうできることはない様子だった。
動物病院のいつもとは知らない扉から出た。

死は突然訪れる。
本人は分かっていたのかもしれない。
前の日、ラクが笑っているようで
すごくかわいい写真が撮れたのに。

家に帰って母がずっと抱いているので
ラクはまだ温かかった。
だけど、一時間そこらで硬直が始まっていて
ラクの舌が少し出たまま口が固まってしまった。
すこしづつ死がラクを浸食していって
本当に冷たくなってしまった。

妹はその日夜12時に横浜から帰ってきて
早朝また泣きながら帰っていった。

翌日母と動物の火葬場に。
木曜日、タルホは定休日で
ラクはそのことを考えてくれていたのかと思う。
泣きながらもオプションの説明をされるので
一瞬お金の計算をしないといけない。
ラクは後から考えたらおかしいけど
その短い前足に数珠をかけてもらった。
そして、ラクの牙や爪などを
またおかしいけど、チワワの装飾された
ピルケースのようなものに入れてもらった。
虹の橋の絵本を読んだ。
2日目わたしはラクの骨を白い紙に
並べて出してみた。



いつものソファに寝ていないこと
夜の9時にカテーテルをしなくてよいこと
スーパーに行ったら、ささみやブロッコリーを
買わなくてもよいこと
ラクが横たわる為に車の助手席は
いつも倒していた、それもしなくてよいことになった
いろいろなことが
いつもの習慣から消えてしまった。
ラクの寝ていたところから
ミルクと獣の混じったにおいがする。

まだまだわたしはラクの介護はできるつもりでいたけど
ラクは私たちのために相当がんばって生きてくれていたのだと思う。

そして、ラクからすごく咬まれた左手の指が
すこしづつ癒えてきている。
この傷が治らなければいいのにと思う。










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